第2章 形骸化しない学級目標編
4.PDCAの回し方
2-4は、第2章 第4部の「PDCAの回し方」です。
学級目標を、掲示して終わりにせず、1年間使い続けるための動かし方を扱います。
この部でやることは、大きく4つです。
・Plan 1ヶ月ごと あるいは特定のスパンで、重点行動を絞る
・Do 日常の中で、その重点行動を動かしていく
・Check 自分たちの動きがどうだったか振り返る
・Action 次のスパンにつなぐ改善を決める
学級目標は一年の方向性ですが、そのままだと広すぎて、子どもが日々の行動に結びつけにくくなります。
そこで、重点行動を絞り、朝の会や帰りの会、係活動などの場面で繰り返し扱っていきます。担任側も、注意やほめるポイントが定まりやすくなります。
このあと、Planから順に見ていきましょう。
2-4では、学級目標を日常で動かすための、PDCAの回し方を見てきました。
この回のポイント
・1ヶ月ごと、または特定のスパンで重点行動を絞る
・重点行動を選ぶ基準は「今のクラスに合っているか」「明日から実行できるか」「1ヶ月で振り返りやすいか」
・Doでは、担任が管理し続けるのではなく、子どもが「自分たちの目標だ」と実感できる状態をつくる
・「今日の目標」と「今日の振り返り」を使って、日々の活動と学級目標を結びつけていく
・Checkは、自分たちの動きの再確認と、改善の方向づけ
・Actは「続ける行動」と「改善する行動」を分け、改善は1〜2個に絞って、翌スパンの重点行動を共有する
次の2-5では、形骸化を防ぐための「担任の関わり」に入ります。
「できた・できなかった」だけで終わらせず、行動の過程をどう見取り、どう言葉にするかを扱っていきます。
自分のクラスに当てはめたときに、重点行動の絞り方や、振り返りの問いが作りにくいところがあれば、LINEで送ってください。