第4章 困難な状況への「対処法」と「予防法」 2. 問題行動への個別対応

第4章 困難な状況への「対処法」と「予防法」

2. 問題行動への個別対応

4-2は「問題行動への個別対応」です。
ここからは、子どもの個別のつまずきに、担任がどう関わるか。その基本を押さえていきます。

学級が少し不安定になってくると、まず子ども一人ひとりの行動に、小さな乱れが表れることがあります。
このとき大切なのは、見えている行動だけを根拠に、その子自身を判断しないことです。
行動と、その子の価値は切り離して関わります。
その行動は直したい。でも、あなたは大切な存在だよ。
このメッセージを、言葉だけでなく態度全体で伝えていく、という話になります。

この回では、たとえば次のようなケースを見ていきます。
・授業中に私語が増える
・指示は聞いているのに動き出せない
・友達への言葉が荒くなる
・ふてくされた様子で席に戻れない

そして、個別対応の基本として
短く
静かに
具体的に
この形で伝えていくことも確認します。

「問題行動への個別対応」の基本を確認しました。

大事にしたいところは3つです。
・見えている行動だけで、その子自身を判断しない
「その行動は直したい。でも、あなたは大切な存在だよ」というメッセージを、言葉だけでなく態度全体で伝えていく、という考え方でした。

・声かけは短く、行動だけを具体的に
たとえば私語が出たときは「今は説明を聞く時間です。黒板に注目しましょう」のように、何をしてほしいかを短く示します。

・同じ基準で伝え続ける
その日のうちに区切りをつけるのが基本。ただ、状態によっては「今日はここまでにして、明日落ち着いて話そう」と一度区切る判断も出てきます。あわせて、できた瞬間や戻ろうとした瞬間を拾う、という話もありました。

次の4-3では、クラス全体の立て直し戦略に入ります。

4-1

4-3

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