第4章 困難な状況への「対処法」と「予防法」
3.クラス全体の立て直し戦略
4-3では、クラス全体が少し不安定になってきたときの「立て直し」を扱います。
この回の中心は、初期段階での保護者との連携です。
具体的には、連絡を入れるときに
・事実と主観を分けて伝えること
・保護者と対立構造をつくらない言い方
・子どもの「できている部分」もあわせて共有すること
・連携が続く見通しを一言添えること
このあたりを整理していきます。
後半では、担任が一人で抱え込まないための「相談のタイミングと方法」にも触れます。教室の中だけで何とかしようとしすぎない、という視点も、ここでいったんもっておけると楽になります。
第4章は、困難な状況への「対処法」と「予防法」を扱ってきました。
この4-3では、クラス全体を立て直すときに、保護者との連携をどう始めるか(初期段階)を見ていきました。
この回のポイント
・連絡は「何があったか」「学校でどう関わったか」「今はどう落ち着いているか」「これからどうしていくか」の順で整理すると伝わりやすい
・内容と同じくらい、「言葉のトーン」が保護者の安心につながる
・立て直しは、大きく変えるより、小さな調整と認め励ましの積み重ねが土台になる
第4章はここで区切りです。提出の課題はありません。
ですが、チェックをしてみて気になるところや、現段階で相談したいことなどがあれば、LINEで送ってください。内容によっては、オンラインを活用されることもあるかと思います。その場合、状況を整理して、次にやることを一緒に考えます。
次の第5章は、保護者との信頼関係づくりに入ります。まずは学級通信の活用から見ていきましょう。