第9章 行事を学級経営に利用
3.定着と応用
行事は、終わった瞬間がゴールではありません。むしろ勝負は翌日です。運動会が終わった翌日に、学級がふっと緩んだり、逆に疲れや不満が表に出たりすることがあります。ここをどう扱うかで、行事が「点」で終わるか、「線」として残るかが変わります。
この回で大事にするのは、翌日の1時間目の事後振り返りです。
先生が熱く語って締めるのではなく、子どもたち自身の言葉で、非日常でできたことを日常に還流させます。
「先生に言われたから」ではなく、「自分たちで決めたから」動ける状態へつなげる。そのための問いの立て方と、まとめ方を見ていきます。
行事は終わった瞬間がゴールではなく、翌日に「日常へ戻す」時間を入れることで学級の力として残っていく、という話でした。
先生がまとめて終えるのではなく、子どもたち自身の言葉で振り返り、次の日常へつなげる。ここが第9章の核になります。
この章のワーク
運動会などの行事を一つ決めて、事前学活と事後学活のプランを作って送ってください。途中の形で大丈夫です。
提出してほしい内容
・行事名と時期
・学級目標にするキーワード(第1章で決めたもの)
・事前学活のプラン
ねらい
問いかけ(子どもに投げる質問)
話し合いの流れ(どんな順で進めるか)
最後に決めること(役割や約束など)
・事後学活のプラン
ねらい
問いかけ(振り返りの質問)
話し合いの流れ
最後に残すこと(次の日常へつなげること)
・担任が押さえるポイント
途中で崩れそうな場面と、そのときの声かけ
事後の学活で最後になげかける言葉
LINEでの送り方
・学年
・クラスの様子を一言
・上の内容をそのまま貼る
・オンライン希望の有無
オンラインで仕上げたい場合は、文頭に「オンライン希望」と入れてください。オンラインは月2回まで使えます。余った分は、行事以外の相談にも使えます。