【本当に!?】教職はブラックなのか 5つのポイント

ブラック?

「教員を目指しているけど、教員の仕事はブラックって本当?」

「教員をやっているけど、毎日が大変。どうにかならないのかな?」

「TVでよく特集を組まれているけど、実際にブラックなの?」

こんな思いの方が、この記事を読んでくださっているのではないでしょうか。

実際、

「教員不足」

「長時間労働」

「部活動問題」

などのキーワードをメディアで目にします。

でも、教員じゃない方は、実際の生の声って、なかなか聞こえてきませんよね。

教員の方は、周りのキラキラした教員仲間を見ると「私だけ?」と思ってしまっていませんか?

そこで、20年以上教員の世界にどっぷり骨までつかってきた ぼくが、

実際にブラックだと感じる部分についてお伝えします!

最後まで読んでくだされば、「うんうん、そうそう!」「教員って、実際はそうなんだ!」と思っていただけるはずです。

 

教員はブラックな世界⁉

20年以上教員として働いてきて、教員の世界はブラックか?と問われれば、

個人的には「ブラックだ」と答えます。

・「仕事量が圧倒的に多い」

・「理不尽なことを要求される」

大きな2つの理由です。

ぼく自身の個人エピソード2つの後、実際の現状をデータなどにもとづいてお伝えします。

 

ブラック? ~エピソード1~

最初に「ん?」と感じたのは、実は教育実習生の時でした。

20時を過ぎて、これから授業の指導案を指導教官に見ていただこうかというときに、それは起こりました。

「ピンポンパンポ~ン♪」放送の後、指導教官が一言。

「これから会議が入ったから、あなたたち、もう帰って。」

え?

20時から会議??

定時は17時くらいなのに??

ということは残っていることが前提???

先生たち、何時に帰るの????

 

「じゃあ教員になるの辞めたらよかったじゃない。」

そう言われればそれまでなんですが、当時の私は「教員になりたい」という目標の方が勝っていたんですね。それも、熱意だけではどうにもならなくなってきました💦

 

ブラック? ~エピソード2~

中学校に勤めていた時のことです。

生徒指導が困難な学校で、少ない空き時間は生徒捜索などでないに等しかったので、

毎晩、多くの先生たちが遅くまで残っていました。

22時ごろでした。保護者から一本の電話が入ります。

「子どもが出ていったきり帰ってこない。」という内容でした。

残っていた先生たち総出で電車で行けるすぐ隣の市も含めて捜索です。

学校に戻ってきたときには、日付が変わる寸前でした。

 

この2つは、

教員の仕事量の多さ

教員の「すべては子どものため」という考え方の特性からくる理不尽さ

を表したものです。

ブラックさを示す多くの現状は、大きくこの2つによるものです。

では、教員の世界全体ではどうなんでしょうか?

ここからは、教員がブラックだと感じる5つの現状についてお伝えします。

 

教員がブラックだと感じる5つの現状

ブラック? 1.圧倒的人手不足

教員不足データ

最近、かなり「教員不足」の報道が流れてきます。

少し古いデータですが、R4年1月に文科省が出した資料です。

教師不足に関する実態調査教師不足に関する実態調査 文科省

教師不足に関する実態調査教師不足に関する実態調査 文科省

しかも、文科省の調べによると、R5年4月の時点で

1年前より「悪化した」と答えた自治体が43%だったそうです。

悪化の一途をたどっています。

「ブラックだから、もう体がもたないから辞める。」

「希望をもってなってみたらブラックだったから辞める。」

「ブラックだとわかっているから、免許をもっているけどやらない。」

SNSなどでは、こんな声が聞こえてきます。

政府は「待遇改善」と、少しの給料上のせでのり切ろうとしていますが、

「業務削減」と「待遇改善」の両方を同時に進めていかないと、

この状況は改善されないと思います。

「魅力発信」ではどうにもならないところまできています

 

教員不足による弊害

教員不足により、次のような弊害が起こります。

もともと各学校にギリギリしか教員は配置されていません。

▲足りない分の仕事(校務分掌といいます)をほかの教員に回すので、

 その人の負担がまた重くなる。(「なくす」ということはしない)

▲その教員も体をこわす可能性が出てくる。(負のサイクル1)

▲さらに教員が不足する可能性が出てくる。(負のサイクル2)

▲特に中学校では、技能教科の教員は、配置されていて1名なので、

 その教員が欠けると他教科の免許をもった教員が授業をもつことがある。(免外指導といいます)

▲生徒は専門の教員に授業をしてもらえない。(授業の質が問題)

このようなことが起こります。

ですから、文科省は各県の教育委員会に「対策を求める通知」を出している場合ではないんです。

そんなのんきなことをやっている場合ではないんです。

 

ブラック? 2.過労死ラインを超える長時間労働

長時間労働のデータから

現場では、実際のタイムカードの数字と実態は異なっている現場があります。

その上で、過労死ラインである80時間以上の割合は、10%を超えているのです。

1日のスケジュールもなかなかの過密ぶりで、休憩時間はないに等しいという実態です。

諸外国と比べても日本の教員の長時間労働は異常といえます!

これからくわしくお伝えします。

 

下の図は、文科省が出した令和4年度のデータです。

「時間外勤務月45時間以下の割合は、令和元年度と比較して増加」とうたっています。

タイムカードを17時くらいでうってから仕事を続ける人もいますし、仕事を持ち帰っている人もいますから、実際とはズレがある数字だと思っています!

令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果の概要 文科省

令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果の概要 文科省

令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果の概要 文科省)

でも、そこだけに注目してはいけません。

45時間以上(グレー部分より上)が半数くらいの割合なんです!

さらには、過労死ラインである80時間以上の割合は、なんと10~20%!

一般的な求人サイトをみていると、「残業は月20時間以内」などとのせてある会社もあります。

一般企業も実際はもうちょっとあるんでしょうけどね……。

それと比べると、いかに残業時間が多いかが分かりますよね!

しかも、保護者の方から「でも、先生たち、こういうときって残業代出るんでしょ?」とかんちがいされるんですが、残業代は「0」です。

 

1日のスケジュールから

N市の教員募集のパンフレットがあります。

教員志望者が少ないので、いろんな県や自治体が出しています。検索してみてくださいね

パンフレットの言葉に注目すると書いてあるのは「勤務時間の始まり」と「勤務時間の終わり」なんです。

早い人だと勤務時間の1時間くらい前に出勤していることは書かれていません。

高学年だと16時前くらいに下校して、下校指導などをしていると勤務時間終了直前。

勤務時間終了後くらいから、ようやく事務仕事や明日の準備ができるという状況です。

会議がある日はその時間はさらに後ろにずれますし、

保護者の仕事の都合に合わせたPTAの会議などが夜に入ることもあります。

ぼくの場合だと、19:30からPTAの本部役員会や社会福祉協議会などの会議に参加することもありました。

色々な県が、教員募集をかけて「先輩の声」みたいなのをのせています。

でも、その中身、よく見てみてください。

「16:00~ 部活動」とか「16:30 勤務時間終了」と書かれている場合が多いです!

設定されている勤務時間は時間が来れば終了しますよね。

中には、1日の流れだけのせて、時間をのせていない県もあります。

給食指導などがあるので、昼に設定されている休憩時間はとることはできません

 

諸外国のデータから

日本だけが、「教員 ブラック」なんでしょうか?

外国のデータがあります。

教員環境の国際比較:OECD 国際教員指導環境調査(TALIS)2018 報告書 国立教育政策研究所

教員環境の国際比較:OECD 国際教員指導環境調査(TALIS)2018 報告書 国立教育政策研究所)

仕事時間の合計が、世界の中でもダントツに長いっ(涙)!!

諸外国は50時間すら超えていません。

世界と比べても「教員 長時間労働」にまちがいはないですね。

 

「長時間労働」という視点から、教員のブラックさがおわかりいただけたと思います。

 

ブラック? 3.行政や学校の取組は?

給特法について「定額働かせ放題」

政府から「骨太の方針2023」が出されました。

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2023/2023_basicpolicies_ja.pdf

その中に、次のようにあります。

経済財政運営と改革の基本方針 2023 について P.42

(経済財政運営と改革の基本方針 2023 について P.42)

この給特法がクセモノなんです!

一般の企業や公務員だと、時間外勤務や休日出勤などには残業代が支払われますよね。

でも、この法律では、

「公立の教育職員には、残業手当が支給されない代わりに、

月給の4%に相当する額が基本給に上乗せされる」

となっているんです。

「最初からもらえるならいいじゃない」って思いますか?

いやいや、計算してみてください。

仮に月給が30万円だとすると、4%は12,000円です。

どれだけ残業しようが12,000円です。

だから、一部の専門家や教員の中では、

教員は「定額働かせ放題」なんて皮肉られている原因の法律です。

それを10%にするという案が出ています。それでも30,000円です。

「残業代の代わりに12,000円を30,000円にしてあげるから、このままがんばってね

と言われている気がしてなりません。

 

文科省の仕分け

文科省も、学校の負担が軽減するように出してくれているものもあるんです。

1つは、「学校が全部背負わなくてもいいよ。」という内容のものです。

新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(中央教育審議会答申)

新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(中央教育審議会答申)

ぼくの周辺の状況はというと……

【基本的には学校以外が担うべき業務】

①登下校対応・・・バンバンにやってます!

②放課後・夜間の見回り・補導対応・・・たいていやってます!

③学校徴収金の徴収・管理・・・バンバンにやってます!(会計やだ~)

④地域ボランティアとの連絡調整・・・バンバンにやってます!

 

【学校の業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務】

⑤調査・統計等への回答・・・教員がバンバンにやってます!

⑥児童の休み時間の対応・・・教員がバンバンにやってます!

⑦校内清掃・・・児童生徒と一緒に職員全員がバンバンにやってます!

⑧部活動・・・平日はバンバンにやってます!

 (勤務時間終了が16:30なのに下校は17:00とかです。)

 

【教師の業務だが、負担軽減が可能な業務】

⑨給食時の対応・・・担任の業務です!昼休みもなしっ!←これもブラック!

⑩授業準備・・・教員しかしません!

⑪学習評価や成績処理・・・教員がやってます!

⑫学校行事の準備・運営・・・教員がやってます!

⑬進路指導・・・教員(進路指導主事や学年主任)がやってます!

⑭支援が必要な児童生徒・家庭への対応・・・教員(担任や学年主任、場合によって生徒指導主事や教頭)がやってます!

事務職員さんは彼らは彼らで忙しいので、会計のチェックはしてくださいます。

サポートスタッフや専門スタッフは配置されていませんね……残念ながら。

 

せっかく文科省が打ち出してくれていても、地域によってはまったく変化なし!

保護者はこの内容を知らない方が多いですから、

「学校でお願いします。」ということは、かなりあります。

この話は、「2-4学校依存症」で!

 

働き方改革事例集(文科省)

全国の学校における働き方改革事例集 文部科学省

文科省が出してくれているもう1つがこれです。

文科省なりに全国の事例を集めて提供してくれているんですが、現場からすると……ちがうんですよね。

くわしくは、このあとの「2-3ビルド&ビルド」でお伝えします。

 

ブラック? 4.増えるばかりの業務「ビルド&ビルド」

学校というところは、業務を増やすことは得意でも、減らすという作業は苦手です。

文科省から

県や自治体の教育委員会から

地域から

保護者から

管理職から

「子どものために」と業務は増える一方です💦

どんなふうに増えていくのでしょうか?

 

学習指導要領

下の表を見てください。

小学校の標準事業時数

これは、平成29年に改訂された小学校の学習指導要領による各教科の標準時間数です。

学校は基本的に、この標準時間数をクリアするように年間の計画を立てます。

ご覧の通り、外国語と外国語活動が増えています。(赤数字のところ)

他の時間数で減ったものはなし!です

今まで月曜が5時間だったのに、6時間授業をしている学校もあります。

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などによる学級閉鎖などがなければ、

標準時数は超えるので、3月に5時間の日を作るということは可能です。

各担任がうまくやりくりできれば、月曜も5時間授業のままで大丈夫です。

しかし、しかしです!

これは教員だけでなく、子どもたちにも負担なんです。

見るからに疲れ切っています。

学校でやることになっている「〇〇教育」が多すぎるんです

 

プログラミング教育、外国語(活動)、特別の教科 道徳(道徳の教科化)、情報教育、ICT教育、著作権教育、食育、オリンピック・パラリンピック教育、インクルーシブ教育、主権者教育、国際理解教育、人権教育、金融教育・・・

 

などなど。ぼくが何も調べずにパッと思いつくだけでこれだけです。

実際はこんなもんじゃありません!

「あれも学校で、これも学校で。」という声が聞こえてきそうです。

お金じゃないんです。お金を増やしてほしいといっているんじゃないんです。

業務をへらせる文科省や教育委員会に「へらしてほしいです

 

回覧されてくる文書から

教務主任をしていると、学校に送られてくる文書やFAXなど、様々な文書が回覧されてきます。

それを1つ1つ見て、印鑑を押して……ということをやります。

見ていると、いかに〇〇教育というものが次々と生み出されているか!

印象に残っているのは

「がん教育」です。

高学年の保健の授業であるんですよ?生活習慣病に関する内容などが。

さらに「がん」に特化して学校でやれと?

人生において大事なことであればやるべきでしょう。

でも、そのかわりに何かを減らしたりなくしたりしてくれないと、学校はパンクします!

 

……もうパンクしてます。

 

TVでの著名人の発言

先日ある著名人の方のTVでの発言がX(旧Twitter)で話題になりました。

回転ずしチェーン店での迷惑行為についての発言です。

 

「小学校の時に『SNS』という授業を作った方がいい。どういう動画を撮ればいいかくらい、はっきりやらないと。撮ったらクラスのみんなで見て、『高橋君の動画はよくないと思います』とかみんなで言い合っていかないと」

 

ネットリテラシーに関しては、どこの学校もやっています。

PTA連合会からも「情報モラルについてやってくれ。」ときますし。

本来は、マホを買いあたえるときの親の責任では?

親が指導すべきことでは?

学校は「スマホ買ってあげてください。」なんて頼んだことありません。

安易に「学校で・・・」という考えが、何もかも学校に依存するその考え方が、

今の「教員 ブラック」につながっているんです!

就学率ほぼ100%の日本では、学校で教えれば行きとどく……と思いつくのはわかります。

でも、もうちょっと考えてから発言してほしいなと。

 

ブラック? 5.学校依存症

学校は託児所⁉

(ケース1)

ある日の給食後

T「……〇〇さん、熱(38℃台)がありまして、

 給食もあまり食べられず……お迎えをお願いできますか。」

P「仕事中なので、今すぐは無理ですね。」

T「何時くらいだったら大丈夫そうですか。」

P「17時くらいなら行けると思います。」

T「……(4時間もこのまま⁉わたしたちの勤務終了時間は16:30なんだけどな……。)」

 

(ケース2)

ある日の放課後の打ち合わせで

校長「〇〇さんのおばあさんから、体調が悪いそうでしばらく下校途中まで迎えに行けないから、学校で送ってくれないかと依頼がありましたので、明日から交代で送ることにします。分担は生徒指導にしてもらいます。」

ぼく「そういうの1件1件受けていたら大変なことになりますよ。回りませんよ。」

校長「でも、もう受けちゃったから。お願いしますね。」

 

(ケース3)

子どもたちが、学校に7:40くらいに登校するので

学校「7:50~8:00くらいの時間に登校できるように出発してください。」

P「仕事に早くでなきゃいけないので、登校時間を遅らせるのは困るんですけど。」

学校「……(わたしたちの勤務開始時間は8:05なんだけどな……。)」

 

もっともっといっぱいあるんですが、このあたりにしておきます💦

 

「よかれ」が「やって当然」に

過去も今も、学校の先生は基本的に親切な人が多いです。

「子どものために」という思いで、いろいろなかゆいところに手が届く、

そんな人が多いと思います。

代表的な例が、3月、学級が終わるとき。

卒業式だと、

担任の先生が写真や音楽を取り入れて動画を編集してDVDをつくって上映、プレゼントとか。

黒板アートとか。

卒業生でなければ、1人1人に写真入りのメッセージを書くとか。

気持ちはわからないでもないです。

何かしてあげたいって思うんでしょうね。

ただ、次の担任がそういうタイプの人じゃなかったら、それは負担です。

子どもや保護者は、そういうのが当たり前とか、そこまでいかなくても、

「昨年の〇〇先生はやってくれたのに、今年の先生はやってくれない。」

みたいになります。

ぼく個人の考えでは、勝負すべきところはそこじゃないです。

こういう積み重ねが、学校というところには多い気がします。

自分たちで仕事を増やしちゃってるんですね。

 

応募作品の審査

毎年4月~7月くらいにかけて、ものすごい膨大な量の応募作品の要項が届きます。

担当者は、その中からどれを夏休みの自由課題にするか選んでいます。

ぼくが選ぶ立場だったときは、

「学校で審査の上1点」

「学年で最上位の作品を1点」

というのは基本的によけていました。

だって、募集したいのはそちらでしょと。

だったら責任をもって子どもたちが一生懸命つくりあげたものを審査までしてあげてくださいと。

文科大臣のこんなメッセージがあるんですが、みなさんご存知ですか??

でも、現状は変わってません。

 

ブラックじゃない? 早く帰る人は3種類

「早く」は定時から1時間以内くらいと思っていただいて大丈夫です。

早く帰る教員は大きく3種類。

 ・担任学級や校務分掌が軽めの人

 ・「家でやる!」か「朝早く来てやる!」人

 ・仕事を効率的に進める人

のどれかでしょうね。

「担任学級や校務分掌が軽め」という人がいるんです。みんな平等ではないんです。

給料や昇進はほぼ年功序列なのに仕事量や重さは年功序列じゃないんですねぇ。

学級でも問題はほぼ起こらないですし、会議で重要な提案をするわけでもないので、早く帰れますよね。

「家でやるか朝早く来る」という人もいます。

仕事量は変わりませんから、どこでやるか、いつやるかがちがうだけで、大変なことには変わりありません。

朝早く来て遅くまで残っている人もいます。

「仕事を効率的に進める」人もいます。

Twitterをみていると、そういうタイプの人かなと思う方が結構多いです。

自分でいうのもなんですが、ぼくもそのタイプで、一般的に激務といわれる教務主任の時にも、大きな問題がなければ17時台に退勤していました。月の残業時間は23時間くらいだったでしょうか。

「あの時間にあれをして、あれにはこれくらい時間がかかるからこの時間にやって……。」みたいに、めちゃくちゃ頭の中はフル回転です。

ブラック? 【結論】もう自分の身は自分で守るしかない

このサイトには、いかに教員の仕事を効率的に進めるかについて、

ぼくの案や実践例をのせています。

「明日からできるかも!」と思っていただけるものばかりです。

 

文科省や教育委員会は仕事をへらしてくださらない。

やる気満々の校長は新規の仕事をつくってくださる。

「子どものために」ってキラキラした仲間は、自ら進んで遅くまでがんばる。

 

苦しいと思っていて、でもこの仕事を続けたいと思っているあなた。

ここまで読み進めてくださったあなたなら、もうおわかりかもしれません。

 

もう自分の身は自分で守るしかない

 

ということに。

効率的に、合理的に仕事をするしかないんです。

 

教員の仕事に魅力があることは、ぼくもよくわかっています。

でも続けられないかもしれないと思っているあなた。

 

ぜひ、他の記事も読んで取り入れていただいて、

ワーク・ライフバランスの取れた教員人生を歩んでください。

応援しています!

 

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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こんなことも記事で知りたいというご要望も受け付けています。

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