第1章 感動のある学級開き
1.学級開きの本質
第1章は学級開きです。
この章では、初日の45分をどう組み立てるかを扱います。手順の話だけではなく、子どもと保護者に何を届ける時間にするかも確認していきます。
子どもは、期待と不安が混ざった気持ちで教室に入ってきます。
そして、その日に子どもが感じたことは、家に帰って保護者にも伝わります。
初日の45分は、子どもに向けた時間であり、保護者にも届く最初のメッセージになります。
学級開きで大事にしたいのは、次の3つです。
・期待
・安心
・楽しさ
第1章の最後には課題があります。
あなたのクラス用に、学級開き45分の流れを作って提出してもらいます。
そのため、この章の動画は「あとで45分プランに落とし込む」つもりで見ていくのがおすすめです。
1-1では、まず考え方の土台を確認します。
動画を見ながら、次の点をチェックしてみてください。
・自分がいつも見落としていた視点が出てきたか
・初日の45分を、子どもと保護者へのメッセージとして見られているか
・期待 安心 楽しさの3つを、どの場面で入れられそうかの見当がついたか
見ながら全部をまとめようとしなくて大丈夫です。
気づいたところに印をつけるだけで、章末の課題が作りやすくなります。
ここまでで、学級開きが子どもにも保護者にも強く残る時間だという話をしました。
次の1-2では、その45分の中で担任がどんな立ち位置で教室に立つのかを扱います。
ポイントは、強く引っぱることだけではなく、教室の雰囲気を方向づける中心になること。
その姿勢は、声の出し方や立ち方、最初のひと言に出ます。
1年のスタートで、何を大事にしていくのか。
その「一言」をどうつくるかも、次で具体的に見ていきましょう。