第5章 保護者との「安心関係」を築く 4.保護者会での話し方と準備

第5章 保護者との「安心関係」を築く

4.保護者会での話し方と準備

保護者会での話し方と準備です。
保護者会は年に数回の窓口で、保護者にとっては「担任の話をじっくり聞ける数少ない場」でもあります。ここで何をどう伝えるかで、その後1年間の安心感や、次年度への見通しのもちやすさが変わってきます。

この回では、4月と2月それぞれのねらいと、話す内容の組み立て方を整理します。

・4月の保護者会
保護者が知りたいのは2点。
この先生に、このクラスを任せても大丈夫か
この1年、子どもはどんな毎日を過ごすのか
学級経営の方針や、学級目標がある場合はその紹介、4月時点のクラスの雰囲気を、全体の傾向として伝えていきます。宿題や家庭学習の基本ラインも、この場で共有します。

・2月ごろの保護者会
1年の成長を振り返り、次の学年への橋渡しをする時間です。
クラス全体の変化を具体の場面で伝え、次の学年で求められる力も見通しとして示します。家庭へのお願いは、一つか二つに絞って添える形です。

あわせて、保護者会でよくある「質問への向き合い方」や、時間配分と話しすぎない工夫についても扱います。

5-4では、保護者会は年に数回の大事な窓口であり、ここでの伝え方がその後の安心感につながる、という話でした。4月と2月では目的が違うので、話す内容も分けて考えていきます。

この回のポイント
・4月は、学級の方針と1年の見通しを伝えて安心につなげる
・2月は、1年の成長を振り返り、次の学年への橋渡しをする
・全体で扱う話と、個別で受ける話を切り分けておくと進めやすい

この章の提出課題はありません。
ただ、保護者会の流れや言い回しで気になるところがあれば、LINEで送ってください。内容によってはオンラインも使いながら、状況を整理して、次にやることを一緒に決めていきます。

次の第6章は、学級経営の総仕上げと次年度準備に入ります。まずは学級の締めくくりから扱います。

5-3

6-1

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