第9章 行事を学級経営に利用 1.「概念」と「仕込みの技術」

第9章 行事を学級経営に利用

1.「概念」と「仕込みの技術」

第9章は、運動会や音楽会などの行事指導を、学級経営の中に位置づけ直す回です。
行事って、どうしても「本番に向けて練習して、当日が終わったら一息」という流れになりやすいですよね。けれどそれだと、思い出は残っても、学級の力としては残りにくい。先生も子どもも疲れが大きくなります。

この回で大事にする考え方は、行事は「点」ではなく「線」で扱う、ということです。
そのために、4月に決めた学級目標(キーワード)と行事をつなぎます。練習が始まる前に、事前の学活を仕組み、子どもたちに問いかけを入れていきます。
この行事で、自分たちはどんな姿を見せたいのか。キーワードを、行事の場面での行動に翻訳しておく。ここが、この章のスタートになります。

行事を「思い出作り」だけにしないために、学級経営の「線」の中に置くイメージです。学級目標(キーワード)を行事とリンクさせて、事前の学活で子どもに問いかける。これがあると、練習の意味がぶれにくくなります。

この回で大切にしたいのは、次の2つです。
・行事の目標は、学級目標(キーワード)とつなげて立てる
・練習が始まる前に、事前の学活を予定として押さえておく

次の9-2では、練習が進んだ途中で必ず出てくる「温度差」をどう扱うかに入ります。

8-1

9-2

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