第9章 行事を学級経営に利用
2.修正と危機管理
練習が始まって1週間ほどすると、クラスの中に温度差が出てきます。リーダー側は焦って言い方が強くなり、周りは「やらされている感じ」が出てきます。ここを放っておくと、本番直前にクラスが割れてしまうことがあります。
ですので、この回では「中だるみを防ぐための戦略的な振り返り」を扱います。
行き当たりばったりではなく、「真ん中の日」に最初から入れておく振り返りです。議題は、最初に決めた目標(キーワード)に近づけているか。たとえば「切り替えはどう?」「協力はできている?」という問いで、子ども自身に現状を整理させます。
あわせて、その振り返りの前に、リーダーたちと打ち合わせをしておくことも大切になってきます。リーダーが孤立しないようにするのも、担任の大事な仕事です。
練習の途中で起きる温度差を「よくあること」で終わらせず、意図的に止まって立て直す方法について考えてきました。
中間振り返りを、最初から予定に入れておく。議題を「キーワードに近づけているか」に絞る。ここを押さえるだけで、後半の練習の集中が変わってきます。
この回で確認しておきたいこと
・中間振り返りは「だいたい真ん中の日」に入れておく
・問いは「最初に決めた目標(キーワード)に近づけているか」
・振り返りの前に、リーダーの不満や焦りを受け止める打ち合わせを入れておく
次の9-3は事後です。終わったあとに、行事を日常へ戻していきます。