教員として働き始めて数年が経つと、
授業準備や校務に追われ、
気がつけば毎日残業続き……
という方も多いのではないでしょうか。
とくに若手教員は経験が浅い分、
業務に時間がかかりがちです。
しかし、効率的な働き方を意識すれば、
定時退勤は夢ではありません!
ここでは、
5年目くらいまでの若手教員に向けて、
定時で退勤するための
実践的な仕事術を紹介します。
1. 仕事の見える化:タスクの棚卸しをしよう
• タスクを書き出して整理する
日々の業務を整理するには、
まず「自分が何をしているのか」を
明確にすることが大切です。
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紙やデジタルツールを使ってタスクを書き出す
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授業準備、採点、事務処理など、
すべての業務をリストアップしましょう。
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優先順位をつける
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「重要かつ緊急なもの」
「重要だが緊急でないもの」
「緊急だが重要でないもの」
「重要でも緊急でもないもの」
の4つに分類すると、
今やるべきことが明確になります。
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タスクの所要時間を見積もる
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「どの業務にどれくらい時間がかかるのか」
を大まかに見積もることで、
効率的な時間配分ができるようになります。
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• 毎日の終わりに翌日の準備をする
終業時に翌日のタスクをリストアップし、
優先順位を決めておくことで、
翌朝からスムーズに業務に取り組めます。
2. 授業準備はシンプルに効率化!
• 完璧を求めすぎない
授業の準備に時間をかけすぎていませんか?
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授業は「完璧」ではなく「必要最低限の質」を意識する
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完璧な授業を目指すのは
素晴らしいことですが、時間に限りがある以上、
「8割の完成度」を目標にすることも大切です。
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教材は再利用・共有する
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自作のプリントやパワーポイントは、
学年や科目が同じなら来年度も活用できます。 -
同僚と教材を共有し合えば、
お互いの負担が減ります。
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• ICTを活用する
ICTツールを使えば、
授業準備を大幅に効率化できます。
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Googleスライドや共有ドライブを活用して、
授業スライドや資料をオンラインで管理。 -
オンラインテストや
クイズツール(QuizletやKahoot!など)を使えば、
採点の手間を減らせます。
3. 業務を効率的に進める時間管理術
• ポモドーロ・テクニックを試してみる
集中力を保つために、
時間を区切って仕事を進めましょう。
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25分間の作業 → 5分の休憩を1セットとし、
4セットごとに15分の長めの休憩を取ります。 -
短時間で集中することで、
効率よくタスクを終わらせられます。
• 空き時間を有効活用する
教員の一日は忙しいですが、
少しの隙間時間は意外とあります。
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授業と授業の合間に5分だけ採点を進める
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昼休みに事務仕事を片付ける
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会議の前後に簡単なタスクを終わらせる
細切れの時間を有効に使えば、
仕事が早く終わります。
• 「タイムブロッキング」で1日の流れを管理する
1日のスケジュールをブロックごとに
分けて管理する方法です。
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午前中は採点や授業準備、
午後は会議や事務処理、
といったように時間帯でやることを決める -
時間ごとにタスクを区切ることで、
ダラダラと仕事を続けることが減り、
効率的に進められます。
4. 「断る勇気」と「任せる勇気」をもとう
• 全部自分で抱え込まない
若手教員は「頼まれると断れない」
という方も多いですが、
それが残業の原因になることもあります。
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自分のキャパシティを理解する
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「今、自分ができること」と
「これ以上引き受けるとパンクする」
というラインを明確にしておきましょう。
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業務を先輩や同僚に相談・共有する
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仕事を1人で抱え込まず、
チームで協力し合うことが大切です。でも、これは若手ではなく、
ベテラン勢が気づかいすることですね!
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• 無駄な業務を見直す
「なんとなくやっている」
慣習的な業務があれば、
それが本当に必要か
見直してみましょう。
最近は減ってきましたが、
「皆勤賞にまつわる賞状」…必要ですか?
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効率化できることはないか考える
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同じようなものを
何度も作っている場合、フォーマットを統一するなどして
時間を短縮できます。
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不要な業務は改善を提案する
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学校全体での働き方改革に
繋がる場合もあります。これも、本来ベテラン勢こそが
率先して考えることで
進めやすくなります。実は、ここが学校の働き方改革が
進まない一番の理由だと
個人的に思っています。「自分たちもやってきた」
「昔の方が大変だった」
「今は恵まれてる」ベテラン勢のこんな思考が
ブレーキをかけています!
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5. 定時退勤を習慣化するマインドセット
• 定時退勤を「当たり前」にする
「定時退勤は特別なこと」という
意識を捨てましょう。
同じ仕事量なら、
早く片付ける人の方が「優秀」
という意識をまず自分がもつことです!
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仕事を時間内に終わらせる努力をする
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仕事にかけられる時間は有限です。
「時間があるから後でやる」という考え方をやめ、決めた時間内で終わらせる工夫をしましょう。
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「帰る時間」を周囲に宣言する
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「今日は〇時に退勤します!」と
周りに伝えることで、
自分自身にもプレッシャーがかかります。
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• プライベートの時間を大切にする
定時で帰ることで、
趣味や家族との時間が増えます。
心に余裕が生まれれば、
仕事のパフォーマンスも上がるはずです。
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自分の時間をもつことでリフレッシュし、
翌日の仕事に集中できます。 -
メリハリのある働き方が、
長期的なキャリア維持にもつながります。
まとめ:効率的に働いて定時退勤を実現しよう
教員という仕事は忙しく、
定時で帰るのは難しいと
感じることも多いです。
しかし、
業務の見える化や効率的な時間管理、
業務のシンプル化を意識すれば、
必ず定時退勤に近づけます。
大切なのは、
「時間内に終わらせる努力」と
「自分の時間を大切にする意識」です。
最初はうまくいかないかもしれませんが、
少しずつ実践していけば習慣になります。
定時で退勤し、心の余裕をもちながら、
教員としての充実したキャリアを築いていきましょう!
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