こんにちは!
高学年の担任、授業をしている先生方、毎日本当にお疲れ様です!(自分にも!)
子どもたちの成長を間近で見守る喜びは大きいけれど、同時に悩みも多い時期ですよね。
特に、高学年担任になって間もない先生や、初めて高学年を受けもった先生の中には、「もしかして私、高学年担任向いてないのかな…」と感じている方もいるかもしれません。
今回は、そんな風に感じているあなたに寄り添い、少しでも気持ちが楽になるようなお話ができればと思っています。大丈夫!あなたは一人じゃないですよ!
こんな僕でも、いまでこそ高学年が得意、好きなんて言ってますが、苦い経験があります。苦いどころではないとも思います😅本気で辞めたいと思いましたから……
もし、高学年を担任することによる子どもとの関係などが原因で「辞めたい」と思うことがあるなら、そこについては踏みとどまってほしい、サポートしたい、と思います。
そんな思いで記事を書いてみました。
なぜ「向いてない」と感じてしまうのか?〜高学年担任特有の壁〜
まず、なぜ「向いてない」と感じてしまうのか、その原因を深掘りしてみましょう。高学年担任特有の壁が、そう感じさせてしまうことが多いようです。
思春期特有の難しさー心の変化と向き合う
高学年は、心身ともに大きく変化する思春期の入り口にいます。大人になりたい気持ちと、まだ子どもでいたい気持ちの間で揺れ動き、反抗的な態度を取ったり、逆に内にこもったりする子もいます。
これまで通用していた声かけが響かなくなったり、子どもたちの気持ちが分からなくなったり…そんな経験、ありませんか?
これは決してあなたが悪いのではなく、思春期の子どもたちの成長過程で起こる自然なことなのです!
学習内容の高度化ー教えることの難しさ学習内容も抽象的なものが出てきたりして、教え方や理解のさせ方に苦労することも。ただ知識を伝えるだけでなく、子どもたちが深く考え、主体的に学ぶように促すことが求められます。
中学校への接続を意識した指導へのプレッシャーも感じますよね。「どうすれば分かりやすく教えられるだろう?」「この子にはどんなアプローチが効果的なんだろう?」と、常に試行錯誤の連続です。
保護者対応の難しさ:多様な価値観との接点
保護者の期待や要望も高まり、対応に苦慮するケースも増えます。小学校では少ないかもしれませんが、進路指導に関する相談など、責任の重さを感じる場面も多いでしょう。
保護者の価値観も多様化しており、それぞれの家庭環境に合わせた丁寧な対応が求められます。「どうすれば保護者の方と良好な関係を築けるだろう?」「どのように情報共有すれば誤解を防げるだろう?」と、細心の注意が必要になります。
理想と現実のギャップ:教師としてのジレンマ
教師になった時の理想と、高学年担任の現実とのギャップに苦しむこともあるかもしれません。
「もっと子どもたちと深く関わりたかったのに…」「もっと楽しい授業をしたかったのに…」そう思うのは、決してあなただけではありません!
理想と現実のギャップに苦しむのは、真剣に子どもたちと向き合っている証拠です。
「向いてない」と感じた時の具体的な対処法〜乗り越えるためのヒント〜
では、「向いてない」と感じた時、具体的にどうすればいいのでしょうか?乗り越えるためのヒントをいくつかご紹介します。
周りの先生にSOS!相談は最高の解決策
一人で抱え込まずに、経験豊富な先生や管理職に相談してみましょう。話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりますし、思わぬアドバイスをもらえるかもしれません。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」なんて思わずに、勇気を出して相談してみましょう!
研修や勉強会は学びの宝庫!スキルアップのチャンス
高学年指導に関する研修や勉強会に参加することで、知識やスキルを向上させることができます。
同じ悩みを持つ先生たちと交流することで、気持ちを共有することもできますよ!最新の教育情報や効果的な指導方法を学ぶことは、自信にも繋がります!
書籍やインターネット情報は強い味方!知識をアップデート
高学年指導に関する書籍やインターネット情報を活用し、知識を深めるのもよい方法です。様々な情報に触れることで、新たな視点が見つかるかもしれません。
教育関連のウェブサイトやSNSなども活用してみましょう!
他の先生の実践事例からヒントをもらおう!
高学年担任で成功している先生の実践事例を参考にしてみましょう。ヒントやモチベーションを得られるはずです。
他の先生の成功談だけでなく、失敗談も参考にすることで、より深く学ぶことができます!
働き方を見直して心身をリフレッシュ!
忙しすぎて心身ともに疲弊している場合は、仕事の進め方を見直したり、休暇を取得するなど、心身のリフレッシュを図ることも大切です。
無理をしすぎると、心身のバランスを崩してしまうことも。しっかりと休息を取り、心身ともに健康な状態で子どもたちと向き合いましょう!
自分を責めすぎないで!あなたは頑張っている!
一番大切なのは、自分を責めすぎないこと!「向いてない」と感じるのは、真剣に子どもたちと向き合っている証拠です。
完璧な教師なんていません。
少しずつ成長していけばいいのです!
高学年担任のポジティブな側面〜見方を変えれば魅力がいっぱい!〜
「向いてない」と感じる時、どうしてもネガティブな面にばかり目が行きがちですが、高学年担任には、他の学年にはない魅力ややりがいもたくさんあります。見方を変えれば、魅力がいっぱいなんです!
子どもたちの成長を間近で見守れる!ー劇的な変化の瞬間を目撃!
子どもたちが心身ともに大きく成長していく姿を間近で見守れるのは、高学年担任ならではの喜びです!
まるでドラマを見ているかのように、子どもたちの成長を目の当たりにすることもあります。
深い学びを通して子どもたちと繋がれる!ー知的な刺激と感動の共有!
抽象的な内容も理解できるようになった子どもたちと、深い学びを通して繋がれるのは、本当に貴重な経験です。
子どもたちの知的好奇心に火をつけ、共に学びを深める喜びは、何物にも代えがたいものです!
卒業という大きな節目を共に迎えられる!:感動と達成感!
小学校生活の集大成である卒業を、子どもたちと共に迎えられるのは、かけがえのない経験となります!
子どもたちの成長を祝福し、共に喜びを分かち合う瞬間は、教師冥利に尽きます!
まとめ
いかがでしたか?
「高学年担任 向いてない」と感じているのは、決してあなただけではありません。多くの先生が同じような悩みを抱えています。
大切なのは、一人で抱え込まず、周りに相談したり、様々な方法を試したりしながら、少しずつ自分なりの方法を見つけていくことです。
そして、何よりも自分を責めすぎないこと!
もしかしたら、今が一番苦しい時期かもしれません。でも、この経験は、必ずあなたの教師としての成長に繋がります。
子どもたちの成長と共に、あなた自身も教師として成長していく。それは、教師という仕事の大きな魅力の一つです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!少しでもあなたの心が軽くなっていたら嬉しいです。
トーイ
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