高学年男子のやる気を引き出す!担任が意識すべき3つのポイント

コミュニケーション

はじめに

高学年を担当されている先生、
高学年男子、
彼らの扱いに苦労している…

なんてこと、ありませんか?

 

「うちのクラスの男子、
授業中も落ち着きがないし、
話を聞いてるんだか
聞いてないんだか…」

「何かにつけて反発してくるし
何を考えてるんだかサッパリ…」

 

なんて経験、
きっと一度や二度ではないはず。

 

もしかしたら、

「男子って、
どう指導したらいいのか
イマイチわからない…」

なんて、ちょっと苦手意識を
もっている先生も
いるかもしれませんね。

高学年男子特有の心の動きや
行動パターンをよく知らないまま、

今まで通りのやり方で接していると、
後々ちょっと大変なことに
なるかもしれません。

彼らの反発心を
余計にあおってしまって

せっかく築きかけていた
信頼関係が
グラグラしてしまうかも……

それだけでなく、

彼らが持っている可能性を
引き出すチャンスを逃してしまう、
なんてこともあるかもしれません。

クラス全体がまとまらなくなって
先生自身もヘトヘト…
なんてことにもなりかねません。

では、

どうすれば高学年男子の
やる気をグッと引き出して、

彼らの可能性を
最大限に引き出せるんでしょう?

今回は、

高学年男子のやる気を
引き出すために、

担任の先生が意識すべき
3つのポイント
考えていきましょう!

高学年男子の指導は、
力ずくで押さえつけたり、

一方的に何かを
教え込んだりするだけでは、
うまくいきません。

彼らの心の動きを
ちゃんと理解して、

適切なアプローチをすることで、
彼らのやる気に火をつけ、

成長をサポートすることが
できるんです。

高学年男子の時期は、

彼らが大人になるための
大切な準備期間!

 

彼らが自信をもって
未来へ羽ばたけるように、

私たち教員は、
彼らにとって心強い
サポーターでありたいですよね!

なんで高学年男子のやる気を引き出すのが難しいの?

 

なぜ高学年男子のやる気を
引き出すのが難しいと
感じるんでしょう?

この時期、彼らは心の中で
色々なことがぐるぐる回っています

 

例えば、

「あいつには負けたくない!
でも、どうすればいいんだ…?」

なんて、周りの友達と自分を比べて、
メラメラと闘志を燃やしたり、

逆に自信をなくしたり…
なんてこともあります。

 

それに、

「嬉しいとか、悲しいとか、
どう表現したらいいかわからない…」

自分の気持ちを言葉で
うまく伝えられなくて、

もどかしい思いを
している子もいます。

友達とワイワイ過ごしたいけど
一人でゆっくりする時間も欲しい…

周りとの関わり方も
模索していたり。

色々な気持ちが入り混じって、
彼ら自身もどうしたらいいのか

わからなくなってしまう
ことがあるんです。

これらの要因が
複雑に絡み合って、

高学年男子の指導を
難しくしているんですね。

どんなアプローチが効果的?

どんな風にアプローチすれば、
彼らのやる気を効果的に
引き出せるんでしょうか?

特に大切な3つのポイントと、
すぐに使える具体的な
ヒントを紹介します。

1. 目標をちゃんと示して、達成した時の喜びを分かち合う

彼らは、目指すものが
はっきりしていて、

そこに向かって頑張って
何かをやり遂げようとする時に、
ものすごく大きなパワーを発揮します。

ですから、

授業や課題に取り組む前に
「今日のゴールはここだよ!」と、

わかりやすく目標を伝えて、
もし達成できたら、

「すごいなあ!」と、
心から褒めてあげましょう。

2. 彼らの持つ競争心を、よい方向へ導いてやる

彼らの「負けたくない!」
という気持ちを、
無理に抑えつけるのではなく、

正しい方向に
引っ張ってやるのがコツです。

例えば、

クラスをいくつかの
チームに分けて、

競い合うようなゲームや
クイズなどを取り入れてみると、

楽しみながら、
自然とやる気が出てくるはずです。

ただし、

あまりにも白熱しすぎると、
ケンカになったり、

嫌な思いをする子が出てきたり
するかもしれないので、

先生がちゃんと見守って
あげてくださいね。

3. 一人ひとりを大切にして、認めて、活躍できる場所を用意する

彼らは、周りの友達とは違う、
自分だけの特別なところ、才能を
認めてほしいと思っています。

「○○君は絵が上手だね!」
「○○君は運動神経いいよね!」と、

それぞれのよさを認め
言葉に出して褒めてあげたり、

クラスの中で、
その子が輝けるような役割を
与えてあげたりすることで、

「自分は必要とされているんだ!」
という気持ちが強くなって、
やる気に繋がっていくことがあります。

これらのポイントを踏まえて、
授業でできる工夫としては、

授業にゲームやクイズ、
グループワークなどを取り入れて、

彼らの興味をグッと引きつけ、
自分から学びたくなる気持ちを
育ててあげましょう。

課題の与え方としては、
みんな同じ課題を出すのではなく

それぞれの得意なことや
少し苦手なことなどを考えて、

その子に合った課題を
出してやると、

無理なく取り組めて、
やる気もアップするはずです。

声かけの工夫としては、
頭ごなしに「ダメ!」と
叱るのではなく

「どうした?
何か困ってることある?」と、

彼らの気持ちに寄り添うような
声かけを心がけることで、

先生と子どもとの間に、
あったかい信頼関係が
生まれていくはずです。

日々の関わり方、ちょっと見直してみませんか?

今すぐできることは、

彼らとの毎日の関わり方を、
ちょっとだけ
見直してみることです。

  • 朝のあいさつを交わす時

  • 授業中にちょっとした質問をする時

  • 休み時間に何気ない会話をする時…

 

そんな何気ない時間を通して
彼らとの距離をグッと縮めて、

信頼関係を深めていくことが、
すごく大切ですよ!

彼らのよさを見つけて、
「すごいね!」
「頑張ってるね!」と、

言葉に出して褒めてあげたり
努力を認めてあげることで、

彼らの
「自分はやればできるんだ!」
という気持ち、

つまり自己肯定感を
高めてあげることも
できそうです。

日々の関わりを通して、
「あれ?いつもと違うな…」と、
彼らの変化に気づいてあげることが、

彼らのやる気を引き出すための、
大切な第一歩になります。

本当に些細なことで
構わないので、
彼らと積極的に関わって、

彼らのことを
もっと知ろうとすることが、
何よりも大切です!

彼らの興味や
関心事に耳を傾けて、

共通の話題を
見つけることができたら、

もっと親密な、
よい関係を築けるはずです。

終わりに

いかがでしたか?

 

みなさんが、
高学年男子の指導に
自信をもって、

彼らの可能性を
より引き出すことが
できるようになることを、
心から願っています。

彼らが、
目標に向かって
一生懸命努力して、

何かをやり遂げた時の
達成感を味わって、

自信をもって
前に進んでいく姿を
見たいものですよね!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

トーイ

 

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